2022年も残りわずかになってきました。
もうすぐクリスマス、年末年始のお休み。
美味しいものを食べる機会も増えますよね。
美味しいごちそうが絶え間なく出てくる年末年始は
ついつい食べ過ぎちゃうことないですか?
今日は、食べ過ぎによる体への影響を見てみましょう。
私たちのカラダには
酵素というものが存在していて
消化や代謝の働きをしています。
それぞれ消化酵素と代謝酵素と言われます。
消化酵素は食べ物を吸収しやすいように分解する酵素。
主に小腸で働きます。
代謝酵素は小腸で吸収された栄養を体内で働かせる酵素。
例えば、新陳代謝や免疫力アップ、自然治癒力アップ
また老廃物の排出(デトックス)などです。
この酵素は一生のうちで生産量が決まっているんです!
無限に生産できるわけではないんです。
酵素は消化活動に最も多く使われます。
つまり、食べ過ぎや過食、早食い、乱れた食生活といった
消化に負担をかける行為は
限りある酵素を無駄遣いしてしまうということになります。
そして、食べ物の消化のために
消化酵素が優位に働いているときは
代謝酵素の働きが鈍くなってしまうんです。
つまり、食べ過ぎや過食・早食いは
消化に負担をかけ消化酵素を無駄遣いし
その分、エネルギー代謝が下がってしまい
脂肪燃焼ダウン、免疫力ダウン、デトックスが上手くいかないなどの
体に悪影響が出てしまうのです。
みなさん、この年末年始の期間で体を休め
楽しみがあるからこそリフレッシュできて
また、お仕事家事育児に頑張ろう!!って思えますよね。
腸も同じです。
腸は食べ物の消化吸収から排泄まで
一連の流れを担っています。
過食気味だったり、食品添加物の多い食べ物ばかり
食べていると、もちろん限りある消化酵素を無駄遣いし
腸は四六時中、働きっぱなしの状態になるわけです。
腹八分目にすることで
消化酵素を節約し、その分代謝酵素が活性化されます。
世界最古の医者であるヒポクラテスは
「すべての病気は腸から始まる」という名言を残しています。
食べ過ぎ、早食い、乱れた食生活で
腸内環境を乱し、消化酵素を無駄遣いしてしまうことで
腸に負担をかけてしまい、様々な病の引き金にもなりかねません。
美味しいごちそうも、腹8分目までにして
アナタのために頑張って働いてくれる腸にも
ぜひお休みを上げてくださいね。
そうすることで、
腸もまた良い働き(消化・吸収・排泄)をしてくれます。
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